レートリミットへの対応

PAY.JP の各 API にはレートリミットが設けられています。このドキュメントでは、レートリミットの仕様と、それに対応するための方法について説明します。

仕様

レートリミットの詳細については、以下のドキュメントを参照してください。

リミットへの対応

レートリミットに対しては、必要に応じて以下の対応を行ってください。

1. HTTP 429エラーのハンドリング

組み込むアプリケーションの特性に合わせたエラーハンドリングを追加してください。
平常時のアクセス頻度が十分に低い場合でも、突発的なアクセス増などの要因によってレートリミットに到達する可能性があるため、429 エラーのハンドリングは考慮しておくことを推奨します。

2. リトライ

頻繁にレートリミットに到達する場合、適切なインターバルを設けながらリトライする機構を設けることで、頻度を抑えながらリクエストを行うことができます。
リトライは各種ライブラリの機能としても今後対応予定ですが、より細かな制御を行う場合は、各種リトライアルゴリズムに則って独自に実装してください。

3. レートリミット

恒常的にレートリミットに到達してしまうような高頻度でのリクエストが想定される場合、各種レートリミットを PAY.JP を利用するアプリケーション/インフラ側で実装することも検討してください。

一部SDKでの対応

Checkout, iOS/Android SDK では、性質上 SDK 側でレートリミットへの対応が行われますので、実装側での対応は不要です。

注意事項

リミットの仕様および制限値は、システムの安定稼働を目的として予告なく変更される可能性があります。