PAY.JP では、カード情報のトークンを使って顧客を作成できます。顧客を作成しておくことで、定期課金による継続的な課金や、2回目以降の支払い時に登録済みのカード情報を使った支払いが可能になります。
カード情報のトークンから顧客を作成する
以下のようなリクエストを送ることで、カード情報のトークンから顧客を作成できます。
curl https://api.pay.jp/v1/customers \
-u sk_test_c62fade9d045b54cd76d7036: \
-d "card=カード情報のトークン"
顧客作成時には、カード情報に加えて任意の ID やメールアドレスを登録できます。 また、カード情報を紐付けずに顧客を作成し、後からカード情報のみを追加も可能です。 より詳しい情報は、API リファレンスの 顧客を作成 をご参照ください。
既存の顧客に追加でカード情報を登録する
以下のようなリクエストを送ることで、カード情報のトークンを既存の顧客に追加できます。
curl https://api.pay.jp/v1/customers/{顧客のID}/cards \
-u sk_test_c62fade9d045b54cd76d7036: \
-d "card=カード情報のトークン"
顧客には複数のカード情報を紐付けることができ、それぞれのカードに対してカード情報の編集やカード情報の削除が可能です。
最初に紐付けられたカード情報は default_card
として登録されます。
顧客情報を使った支払い作成時にカードの指定を省略した場合や、定期課金ではこの default_card
に指定されたカードが使用されます。
登録した顧客を使って定期課金を行う方法については、定期課金をご覧ください。
顧客のデフォルトカードを更新する
有効期限切れなどの理由で、顧客に紐づけられたカードを更新したい場合は、新しいカードを顧客に登録します。そのカード ID を指定して顧客のデフォルトカードを更新することで、支払いに使用するカードを切り替えることができます。
既存の顧客に追加でカード情報を登録するの手順でカードを追加登録し、レスポンスに含まれるカード ID(car_
から始まる文字列)を取得します。その ID を default_card
に指定することで、デフォルトカードを更新できます。
curl https://api.pay.jp/v1/customers/{顧客のID} \
-u sk_test_c62fade9d045b54cd76d7036: \
-d "default_card={car_から始まるカードID}"
※登録済みのカードの有効期限や CVC を更新はできません。
カードを更新する際は、payjp-jsやcheckoutなどのクライアントライブラリを使って新しいトークンを作成し、カードを追加登録する必要があります。