個人事業主が利用ができる決済代行サービス

2023.08.15

最近では、個人や個人事業主様がオンラインで商品販売やサービス提供を始められるケースも増えてきています。

オンライン決済の導入をする場合、決済代行会社を利用するのが一般的ですが、

「そもそも個人事業主でも導入できるの?」
「どのサービスなら個人事業主も利用できるのかよくわからない…」

といった疑問を抱えている方もいらっしゃることと思います。

実際に個人や個人事業主でも導入が可能か、弊社にもよくお問い合わせをいただいております。

そこでこの記事では、個人事業主様でも利用可能なオンライン決済代行サービスや審査の際のポイントなどをご説明します。

なお、決済代行の仕組みやメリットなど、大まかな全体像が知りたいという方は先にこちらの記事をご覧ください

個人事業主でも決済システムを導入できる?代行会社によって異なる

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

決済代行会社によっては、個人や個人事業主では申し込みができず、法人のみの取り扱いとしているケースもあります

各社様々な理由があると思われるため一概には言えませんが、トラブル発生時の対応や資金回収の面などから、法人と比較すると信用力担保が難しい面があり、個人や個人事業主は取り扱い不可としているケースもあるようです。

個人事業主における決済代行システムの導入実績でいうと、弊社では5~10%程度となっており、まだまだ法人が大半を占めていますが、これから増えていくと予想しています。

またROBOT PAYMENT様でもクレジットカード決済を導入する約5%の方が個人事業主とのデータが出ています。

個人や個人事業主のオンライン決済の市場が広がれば、利用可能な決済代行会社も増えていくかもしれません。

しかしながら現状は、個人事業主が申し込みできないサービスもありますので、利用予定であって決済代行会社が実は個人事業主申し込み不可だった、といったことがないよう事前にご確認いただくことをおすすめします。

個人事業主での利用は身分証明書などの提示が必要になる場合もあります。導入される場合は必要書類も事前にご確認ください。

個人事業主でも利用できるオンライン決済代行サービス一覧!5つのサービスの特徴

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

個人でサービスを始められる場合、特に手数料面など費用は出来るだけ安く抑えたい、というご希望が多くあります。

個人事業主様でも利用できる決済代行サービスについて、PAY.JPを含めた5社を例に、初期費用や手数料、入金サイクルなどの特徴をご紹介します。

  • PayPal
  • イプシロン
  • Stripe
  • ROBOT PAYMENT
  • PAY.JP

他社様のサービスについては、公式サイトを見てわかる範囲での情報になります。詳しくは各社にお問い合わせください。

PayPal

PayPalは、初期費用や月額手数料は無料で利用できます。費用がかかるのは、基本的には決済手数料のみです。

月間売上高国内の決済手数料(1件あたり)海外の決済手数料(1件あたり)
30万円以下3.6% + 40円(標準レート)4.1% + 40円(標準レート)
100万円以下3.4% + 40円3.9% + 40円
1,000万円以下3.2% + 40円3.7% + 40円
1,000万円超2.9% + 40円3.4% + 40円

ただし、PayPalアカウントを持っていない顧客がクレジットカードを使って支払いをする機能「ペイパル+クレジットカード決済」を申し込んだ場合、月額利用料が3,000円かかります。

売上金はすぐにアカウントへ入金され、最短3営業日で銀行口座へに引き出しが可能です。銀行口座への引き出しは、引き出す金額が5万円以下の場合は1件あたり250円、米国の銀行口座への引き出しには2.5%が手数料として必要になります。

イプシロン

イプシロンは、決済手数料のほか、利用する決済サービスによって月額最低手数料や月額費用がかかります。

月額最低手数料とは、各種クレジットカードやネット銀行ごとに設定されている月額の利用料金です。ただし、その決済サービスの決済手数料が月額最低手数料を上回った場合、月額最低手数料は免除され決済手数料のみの支払いになります。

そのほか、PayPalやYahoo!ウォレット・GMO後払いには月額費用がかかります。こちらは売上金額による免除はありません。

入金サイクルは決済サービスによって異なります。

  • クレジットカードや電子マネーは「売上月末締翌々月20日」
  • コンビニやネット銀行などは「売上月末締翌月20日」

オプションで2回締めにすることも可能です。

Stripe

Stripeは初期費用や月額費用は基本的にかからず、決済手数料のみで利用できます。

決済サービス決済手数料
クレジットカード3.6%
デジタルウォレット(Apple Pay・Google Payなど)3.6%

ただし通貨換算が必要な場合は、決済ごとに+2%の手数料がかかり、海外の決済サービスを利用する場合も+1.5%の手数料が発生します。

入金サイクルは、 Visa・Mastercard・American Expressのクレジットカードの支払いは4営業日後、JCBは30日後になります。JCBの場合、0.7%の手数料で10営業日、1%の手数料で4営業日の入金が可能になるオプションがあるため、資金繰りを考慮して導入するのがいいでしょう。

ROBOT PAYMENT

ROBOT PAYMENTでかかる基本料金は以下の通りです。

  • 初期費用
  • 月次費用
  • 決済手数料
  • トランザクション料(決済処理料)

料金は各決済サービスによって異なります。

決済手数料はクレジットカードの場合

  • VISAやMastercardは2.65%〜
  • JCBやAmerican Expressは3.4%

です。

審査結果によって手数料が異なる場合もあります。

クレジットカードや口座振替・コンビニ決済などの初期費用・月次費用・トランザクション料(決済処理料)については、見積もりを申し込むことで具体的な金額がわかります。

PAY.JP

PAY.JPでは下記の2プランをご用意しています。

  • 初期費用・月額費用0円のベーシックプラン
  • 決済手数料を抑えて入金サイクルを早められるプロプラン

ベーシックプランプロプラン
初期費用・月額費用0円10,000円
決済手数料VISA・Mastercard 3.0%JCB・American Express等 3.6%VISA・Mastercard 2.59%JCB・American Express等 3.3%
入金サイクル月1回(末締め)月2回(15日・末締め)いずれかをお選びいただけます。月1回(末締め)月2回(15日・末締め)いずれかをお選びいただけます。

ベーシックプランは、クレジットカード決済額が月額250万円以下の方に、プロプランはクレジットカード決済額が月額250万円を超える方におすすめしております。

まずはベーシックプランでサービスを開始し、取扱高が増えてきたらプロプランに変更、ということも可能です。

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個人事業主がオンライン決済代行サービスを選ぶ際の3つのポイント

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

個人事業主の方がオンライン決済代行サービスを選ぶときは、次の3つのポイントをおさえておくと良いでしょう。

  1. 費用や手間などコストの少ないサービスを選ぶ
  2. 導入の目的に応じてサービスを選ぶ
  3. セキュリティが強固なサービスを選ぶ

費用や手間などコストの少ないサービスを選ぶ

スモールビジネスの場合は特に、「手数料を抑えて最低限のコストで始めたい」というご要望が多いです。開発や運用にかけられるリソースも法人に比べると限られてきますので、、かかる費用や手間を考慮しコストの少ないサービスを探すことをおすすめします。

例えば、まずはクレジットカード決済のみの取り扱いとして必要最小限の抑えることで、導入費用や当面の手数料を抑えるといったこともできます。

その後、サービスの成長に合わせてその他の決済方法やその他機能の追加を検討していく、というのもひとつです。

また、人的コスト面を考慮し、導入の際の手続きや導入後の運用・経理業務が長期化・煩雑化しないように、シンプルな体系のサービスを選ぶことも大切です

PAY.JPは料金体系がシンプルで、また組み込みも非常に簡単で開発工数が抑えられたとのお声も多くいただいておりますので、ぜひご検討ください。

導入の目的に応じてサービスを選ぶ

オンライン決済を導入するにあたって、本当に必要な機能や決済方法は何か、まず達成したい目的は何かを検討し、それに合わせた決済代行会社を選ぶことも非常に大切です。

必要な決済サービスや管理システムはしっかり備えつつ、それ以外のオプションなどは本当に必要かよく検討してみましょう。機能が増える分、利用料金が高くなったり運用が煩雑になってしまうこともあります。

まずは「決済方法は何を用意するか」など必須機能を洗い出し、「経理業務はできる限り簡略化したい」などの目的も決めてから、適切なサービスを選ぶようにしましょう。

セキュリティが強固なサービスを選ぶ 

決済代行サービスを選ぶ上で欠かせないのが、セキュリティ水準の高さです。決済代行会社には顧客の個人情報やクレジットカードカード情報任せるので、ご自身のビジネスの信頼性にも関わってきます。

利用したい決済代行サービスがあったら、どのようなセキュリティ対策をしているかを確認しましょう。SSL化や第三者機関の定めるセキュリティ規格に適合しているか、3Dセキュアやセキュリティコード認証があるかなどを見ておくと安心です。

PAY.JPのセキュリティポリシーはこちらをご確認ください。

個人・個人事業主の方が審査を申し込む時に必要なもの

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

PAY.JPでのお申し込みの場合、個人事業主の方でも、基本的には法人のお客様と同じように申請・審査が可能です。

PAY.JPにお申し込みいただく個人事業主の方へ

個人事業主の方が決済代行サービスの審査に申し込む際に必要なものは、基本的には「開業届またはそれに準ずる書類」のみです。

PAY.JPでは、免許証などの本人確認書類をいただいておりません。

開業届が手元にない場合は、直近の確定申告書の控えや個人事業税納付証明書で代替可能です。

なお、必要書類は決済代行会社によって異なります。

他社でご利用の場合は、運転免許証などの本人確認書類が必要なケースもございますので、事前に必要書類をHPでご確認ください。

PAY.JPの利用が向いている個人事業主さま

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

次のような要望を抱えている個人事業主さまは、PAY.JPの利用が向いています。

  • 導入の費用や学習コストを抑えたい
  • できる限り早くシステムを導入したい
  • セキュリティ対策が充実しているサービスを選びたい

PAY.JPは初期費用や導入費用が無料のため、導入に予算をかけずスタートいただけます。

また、登録からご利用開始まで全てオンラインで手続きが完了するため、煩わしい契約手続きなども一切必要ありません。

機能もシンプルに抑えており、実装までの学習コストがかからない点も喜ばれています。

セキュリティ面では、PAY.JPは、PCI DSSの最新バージョン※である、PCI DSS Version 4.0に完全準拠した運用を行っております。

クレジットカード情報の暗号化・インフラの厳格なファイアウォールとアクセス制御によって高いセキュリティを保っています。

※2023年12月現在

https://pay.jp/security

【PAY.JPの料金】

初期費用

無料

月額費用

無料(プロプランのみ10,000円)

決済手数料
  • ベーシックプラン:3.0%〜3.6%
  • プロプラン、seed:2.59%〜3.3%・Travel、NPO:1.5%〜3.6%
トランザクション費用

無料

キャンセル処理費用

無料

審査期間
  • VISA、Mastercard:3〜4営業日
  • それ以外:約1ヶ月程度
カードブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • AmericanExpress
  • Diners Club
  • Discover

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PAY.JPを導入くださった個人事業主様の事例

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

多くの個人事業主さまにPAY.JPを導入いただいています。

CAMP SPACE DOSHI 2.0 河西様

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

月額定額制の利用料にPAY.JPのクレジットカード決済をご利用頂いています。決め手はホームページを作成したSEの方からのお墨付きだったからとのことです。実際にご利用から1年以上が経過した今も、トラブル等がなく安心しているとの評価をいただました。

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府中いちご狩り園様

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

わかりやすい機能であなたのクレジットカード決済導入をサポートします。

オンライン予約のクレジットカード決済にPAY.JPをご利用いただいています。

ご本人様もページ開発をされているそうで、開発者目線で決済機能組み込みの工数が少ないこと、セキュリティ面、テスト環境があり実装を試せることを評価いただきました。

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まとめ

個人事業主が利用ができる決済代行サービス

PAY.JPを含め、個人事業主様でもご利用いただける決済代行サービスは多くあります。

重要なのは、自社サービスに必要な決済方法を予め吟味し、月々かかる費用や導入までの学習コストなどを総合的に判断し、サービスを決定することです。

PAY.JPをご検討の個人事業主さま、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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  • PAY.JPのサービス概要と機能、導入のメリット
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