海外発行カードで取得できるオーソリ期限を「最大7日まで」に制限いたします(2026年8月開始予定)

2026.03.03

平素よりPAY.JPをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

このたび、国際カードブランドのルール準拠を目的として、海外発行カードでのオーソリ(仮売上)の有効期限を「最大7日まで」に制限させていただくこととなりました。

本変更に伴い、7日を超えるオーソリ期限を設定されている加盟店様におかれましては、運用やシステムの見直しが必要となる可能性がございます。

お手数ですが、以下の内容を必ずご確認くださいますようお願い申し上げます。

変更の背景

国際カードブランド(Visa、Mastercard等)のルール変更により、オーソリ取得から支払い確定までの期間について、発行国ごとに以下の原則が定められました。

カード発行国

オーソリから売上確定まで ※目安

日本国内

最大30日程度

日本国内以外

7日以内

この期間を超えて売上確定を行った場合、「オーソリを取得していない(オーソリ未取得)」の理由でチャージバックが成立してしまうケースがあります。

ブランドルールへの準拠と加盟店様の安全な取引を保護するため、今回海外発行カードに対して制限を導入する運びとなりました。
※海外発行カードについては、発行された国や地域、またカードブランドによっては7日以内であってもチャージバックが成立する可能性があります。あらかじめご了承ください。

変更内容

変更の概要

カードの発行国情報に基づき、加盟店様がリクエストしたオーソリ期間に対して、取得可能な最大期限を返却する仕様へ変更いたします。

  • 国内発行(日本)と判定されたカード
    • 原則として、加盟店様が指定した期間どおりに期限を返却します。
  • 国内発行ではない(=海外発行)と判定されたカード
    • 7日を超える期間を指定してリクエストした場合、期限は7日に短縮されて返却されます。
    • 7日以内のリクエストであれば、従来通り指定期間どおりに返却されます。

変更前

すべてのカードにおいてデフォルト7日、最大30〜60日までのオーソリ期限延長が可能で、原則リクエスト通りに期限が返却されていました。
API v1:最大60日API v2:最大30日

変更後

海外発行カードで7日を超える期間を指定した場合、期限は7日に短縮されて返却されます。(オーソリ取得自体がエラーになるものではありません。)

これにより、支払作成時に返却される expired_at がリクエストした日数と異なる値となるケースが発生しうるため、expired_at を基準にオーソリ期限を管理いただくことを推奨いたします。

なお、日本国内で発行されたカードの挙動に変更はありません。

発行国

リクエスト期間

返却される期限

海外

7日以内

リクエスト通り

海外

7日超

7日で返却

日本

7日以内

リクエスト通り

日本

7日超〜30日以内

リクエスト通り

日本

30日超
(API v1のみ最大60日)※補足あり

リクエスト通り

[補足]30日超のオーソリ取得について(API v1をご利用の加盟店様)

国内発行カードについては、引き続き30日を超える期間指定が可能ですが、以下のリスクがあるため原則として非推奨となります。

  • ブランドルール上は原則30日以内に売上確定を行うことが求められています。
  • 30日を超えて売上確定が行われた場合は、「オーソリが所定期間内に確定されていない」として、チャージバック対象となる可能性があります。

30日以上のオーソリ期間取得を前提とした運用を行っている場合も、この機会に併せて運用見直しをご検討いただけますと幸いです。
※サービス運用上、継続しての利用が必要な場合は、加盟店様のご判断でご利用いただいて問題ございません。

仕様変更日(予定)

海外発行カードに対するオーソリ期限の制限は、2026年8月中の仕様変更の実施を予定しております。
詳細な日程は確定次第、改めてご案内いたします。

APIの仕様変更(予定)

API v1

  • 支払作成時に返却される expired_at
  • card オブジェクトに国内判定フィールドを追加 ※既存登録カードにも当該フィールドを付与
    • フィールド名:is_jp(仮)
    • 日本国内発行の場合:true
    • それ以外:false

オーソリ期限の管理は、必ず expired_at を基準に行ってください。必要に応じて、国内判定フィールドをご活用ください。

is_jpフィールドの動作確認について
海外発行カードに対するオーソリ期限制限の適用開始前に提供予定です。
提供開始時には、テストモードにて海外発行カードとして判定されるテストカードもご用意し、詳細を別途ご案内いたします。

API v2

  • 支払作成時に expired_atを新たに返却するよう改修いたします。
    • これにより、オーソリの失効時刻をAPIレスポンスから取得可能となります。

加盟店様への影響とご対応

期限が7日を超えるオーソリ取得を通常運用としている加盟店様では、対応が必要となる可能性があります。

オーソリ取得自体がエラーとなるものではありませんが、expired_at を必ず参照し、実際に返却された期限を基準に売上確定を行っていただく必要がございます。

各社様にて影響範囲をご確認のうえ、運用またはシステムの見直しをご検討くださいますようお願い申し上げます。

なお、特に期限を延長せず、デフォルトの7日のオーソリ期限で運用いただいている加盟店様には影響はございません。

何卒よろしくお願いいたします。


よくあるご質問

Q. 仕様変更の前に7日を超えて取得した海外発行カードのオーソリは、7日を超えても確定できますか?

仕様変更前に取得済みのオーソリは、当初取得した期限内であれば確定可能です。今回の仕様変更が遡って適用されることはありません。

Q. オーソリを何日間で取得する運用になっているか分かりません。調べてもらえますか?

加盟店様がオーソリ期限を何日で指定しているか、運用上の基準日数について、弊社側で把握・特定することはできません。お手数ですが、開発担当者様またはシステム会社様にて実装内容をご確認ください。

  • API v1をご利用の場合capture=false の支払作成時に指定する expiry_days(未指定の場合はデフォルト)をご確認ください。
    • https://docs.pay.jp/v1/authcapture
      • 併せて、支払作成時に返却される expired_atを保存・参照する実装としている場合は、当該値をご確認ください。

※開発会社様へ実装を委託されている場合や、PAY.JPの決済がパッケージ化されている製品等をご利用の場合は、開発会社様または製品提供元企業様へご確認ください。

Q. 海外カードでの期限が短くなってしまうので、サービス提供前に早めに決済を確定してしまってもいいでしょうか?

A. サービス提供前の事前決済にあたるため、弊社としては非推奨としております。

商品・サービスの提供が完了する前に決済を確定させた場合、配送遅延やキャンセル等の際にチャージバックが発生するリスクがございます。

やむを得ず事前決済が必要な場合は、返金ポリシーの明示や個別の同意取得等、十分な対策を講じたうえで加盟店様のご判断にてご対応ください。