2017/6/7 16:55~21:55 トークン化APIに問題が発生しておりました

2017.06.08

平素よりPAY.JPをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

2017/6/7 17時~22時ごろ、トークン化APIにつきまして、下記に挙げる障害が発生しておりました。
この度は誠にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

本件による障害は、当該時間帯の正常な決済を妨げるものではございませんので、ご安心ください。

障害時間帯

2017/6/7 16:55 (JST) ~2017/6/7 21:55 (JST)

障害内容

A. トークン化APIにおいて、card[cvc] パラメータの値にかかわらず、レスポンスペイロード中の card.cvc_check の値が常に unchecked になる。

この問題の影響を受けるエンドポイントおよびサービスは以下の3つです。

この問題の影響を受けないエンドポイントは以下です。

B. A. にて生成されたトークンに紐づくcardの情報を取得した場合 cvc_check の値が unchecked となっている。

上記情報を取得することのできる経路は下記です。

  1. A. で生成したトークンIDを指定して「トークン情報を取得 」にリクエストを送信した際の、レスポンスペイロード中の card.cvc_check の値
  2. cardパラメータに A. で生成したトークンIDを指定して「顧客を作成」にリクエストを送信した際の、レスポンスペイロード中の cards.data[0].cvc_check の値
  3. cardパラメータに A. で生成したトークンIDを指定して「顧客のカードを作成」にリクエストを送信した際の、レスポンスペイロード中の cvc_check の値
  4. 2. 3. にてトークンIDを指定して作成した顧客のカードを「顧客リストを取得にて取得した場合の data[*].cards.data[*].cvc_check の値
  5. 2. 3. にてトークンIDを指定して作成した顧客を「顧客情報を取得」「顧客情報を更新」にて取得/ 更新した場合の cards.data[*].cvc_check の値
  6. 2. 3. にてトークンIDを指定して作成した顧客のカードを「顧客のカードリストを取得」にて取得した場合の data[*].cvc_check の値
  7. 2. 3. にてトークンIDを指定して作成した顧客のカードを「顧客のカード情報を取得」「顧客のカードを更新」にて取得 / 更新した場合の cvc_check の値
  8. cardパラメータに A. で生成したトークンIDを指定して「支払いを作成」に対してリクエストを送信した際のレスポンスペイロード中の card.cvc_check の値
  9. customerパラメータに 2. 3. の顧客IDを指定して「支払いを作成」に対してリクエストを送信した際のレスポンスペイロード中の card.cvc_check の値
  10. 9. で作成した支払いのIDを指定して「支払い情報を取得」「支払い情報を更新」「支払いを返金する」「支払いを再認証する」「支払い処理を確定する」にて支払いを取得 / 更新 / 返金 / 再認証 / 確定した際のレスポンスペイロード中の card.cvc_check の値
  11. 9. で作成した支払いを「支払いリストを取得」にて取得した際のレスポンスペイロード中の data[*].card.cvc_check の値

また、上記に関連するイベントのペイロード中の値も同様に影響を受けます。

本障害への事後対応に関して

当該時間帯に登録されたトークンやカードは、そのまま「支払い」や「定期課金」にてお使いいただけます。

cvc_check値の詳細は APIリファレンス にてドキュメント化しておりませんでしたが、加盟店様におかれましては、当該時間帯に登録されたトークンやカードに関する操作、および両者に関連するイベント、webhookにつきまして、cvc_checkの値によって処理内容を変えているような箇所がございましたら、影響のご確認をお願いいたします。

補足: cvc_check値につきまして

cvc_check 値は、与えられたカード番号とCVCコードの組について、CVCコードが妥当なものか照会が可能であった場合に、それを示すものです。

cvc_checkの値意味
passed正しいCVCコードである
uncheckedCVCコードの照会は行われなかった
unavailableCVCコードの照会に失敗した
failed不正なCVCコードである

cvc_check 値が passed でない場合でも、トークンやカードオブジェクト経由での決済ができない旨を意味するものではありません。