平素よりPAY.JPをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
カード情報登録の際に入力いただいているカード保有者の名義につきまして、2025年1月から入力形式を変更させていただきますのでお知らせいたします。
加盟店様の実装状況により影響が異なりますため、お手数をおかけいたしますが、必ず開発担当者様にて以下内容をご確認くださいますようお願いいたします。
変更内容
Cardオブジェクトのnameプロパティ(カード保有者名)に指定できる値を変更します。
現在: 255文字以内の自由文字列
変更後: 45文字以内、半角英数字・スペース・ピリオド・ハイフンのみ許容
なお、先日ご案内の通り3Dセキュア認証の項目にname,phone,emailが追加されることとなりました。
ヘルプ:【2024年8月以降】EMV3Dセキュア実施時の連携項目追加について
3Dセキュア認証において許容されるnameの形式も「45byte以下の半角英数字、スペース ピリオド ハイフンのみ」となります。
過去に登録されたカードオブジェクトのnameがこの形式以外の場合、3Dセキュア認証にカード名義が連携されなくなってしまうため、3Dセキュア認証をご考慮のうえ対応をご検討ください。
ご対応期日
2024年12月末まで
2025年1月以降に漢字等の使用不可能な文字列がAPIに送信されてきた場合、invalid_card_nameエラーを返却いたします。
お手数をおかけいたしますが、期日までのご対応をお願いします。
影響を受けるAPI
■トークン作成
/v1/tokens -> card[name]引数
https://pay.jp/docs/api/#トークンを作成
■顧客カード更新
/v1/customers/:id/cards/:card_id -> name引数
https://pay.jp/docs/api/#顧客のカードを更新
加盟店様にて対応いただきたいこと
カードフォームを加盟店様で作成・提供されている
payjp.jsを利用されている、または直接顧客カード更新APIを利用しているケースなどが該当します。
加盟店様で提供しているフォームにカード名義を入力し、PAY.JPに送信いただいている場合は、現在のフォームで入力可能となっている形式をご確認ください。
今後入力不可となる形式が許容されている場合、加盟店様が提供されているフォーム側で細かいエラー制御を実装いただくことを推奨いたします。
なお、変更後の形式外の入力が許可されている場合、対応期日以降は入力不可能な文字列に対してAPIから一律「不正な名義です。」といったエラー(※)が返却されます。
※具体的なメッセージ内容については検討中です。どのような形式が許容されるかが分かるメッセージとさせていただく予定です。
checkoutのみを利用している
直接顧客カード更新APIを利用しておらず、Checkoutをご利用いただいている場合は、加盟店様側での対応は不要です。
弊社にて所定の形式のみフォーム上で入力可能となるよう、Checkoutの更新をさせていただきます。
iOS・AndroidなどのアプリSDKを利用している
iOS・AndroidなどのアプリSDKをお使いいただいている場合は順次対応したバージョンをご提供予定ですので、ライブラリの更新をお願いいたします。
対応済みバージョンの提供の際は、改めてご連絡いたします。
何卒よろしくお願いいたします。