2020年12月4日12時58分更新 モバイルSDKについての案内を追加しました。
平素はPAY.JPをご利用いただき誠にありがとうございます。
このたび、クレジットカード登録時の認証におけるカード情報保護の強化を目的として、以下の仕様変更を行う運びとなりました。
- 適用日時
- 2020年12月10日(木) 19時
- 適用時刻は1時間程度後ろにずれる場合があります。またシステムの更新中は変更前後の仕様が混ざって返却される場合があります。
- カード情報を登録する動作に関係するエラーのうち、次に示すものが廃止されます。
invalid_number
... カード番号誤りinvalid_expiration_date
... 有効期限誤りinvalid_cvc
... CVC誤り
- 上記のエラーコードが返却されていた場所では、代わりに新規のエラーコード
incorrect_card_data
が返却されるようになります。incorrect_card_data
... カード情報誤り- 入力されたカード情報のいずれかが誤っていることを示します。
影響範囲・ご対応いただきたいこと
今回廃止・新設を行うエラーコードは、主にトークン作成の際に返却されているものとなっております。
トークン作成にpayjp.jsまたはモバイルSDKをご利用中の加盟店様は、エラーコードのハンドリング・エンドユーザーへのメッセージ出力に修正が必要になる可能性があります。
機能 | 加盟店影響 | 概要 |
---|---|---|
Checkout | なし | Checkoutをご利用の場合は、本仕様変更はPAY.JP側作業によって適用済みとなりますので、加盟店様でご対応の必要はございません。 |
payjp.js (v1, v2) | あり | incorrect_card_data を受信した際のハンドリングを、加盟店様のほうで新しくご実装いただく必要がございます。 |
モバイルSDK | 一部あり | カードフォーム画面以外をご利用の場合、 incorrect_card_data を受信した際のハンドリングを、加盟店様のほうで新しくご実装いただく必要がございます。 |
推奨される対応方法
エラーコード incorrect_card_data
のハンドリングを追加し、既存のinvalid_number
等のハンドリングと併存した形にしていただくことで、仕様変更タイミングでの影響を最小限に抑えることが可能です。
上記対応後、任意のタイミングで廃止されたエラーコードに対するハンドリングを削除いただければと思います。
テストカードについて
invalid_cvc
や invalid_expiration_date
のエラーを返すテストカードのご利用は継続可能ですが、これらについても返却されるエラーコードが incorrect_card_data
に変更されます。
変更の経緯
入力されたカード情報の誤りに対して詳細なエラーレスポンスを返していることについて、悪用される可能性が指摘されましたため、詳細度を下げるはこびとなりました。
性急な変更となり誠に申し訳ございませんが、加盟店各位におかれましては何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
今後ともPAY.JPをどうぞよろしくお願いいたします。